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一杯のコーヒー

Coffeebean.Roasting-Laboratory

コーヒーの歴史

FireShot Capture 015 - コーヒーにまつわる歴史を世界・日本二つの視点で紐解く - www.ejcra.org.png
10世紀~13世紀 
アラビアから
中東へ伝わった
コーヒー豆は主に、
エチオピアを原産とする
歴史の古いアラビカ種と、
19世紀に
コンゴで発見された
カネフォラ種があります

アラビカ種のコーヒーは
6~9世紀にかけて
エチオピアから
イエメンに伝わりました
その頃、
コーヒーの実はバンと
呼ばれ医師が、
乾燥した実を砕き水に
浸しバンカムという薬
として患者に
与えていました
その後長らく、
夜間も宗教儀式を執り行う
修道僧が珍重し、
イスラム教寺院では
門外不出の秘薬となって
いましたが、13世紀に
なって次第に一般の
信者にも広まり、
この頃にコーヒー豆を
煎って味わうようなりました

13世紀~16世紀

中東からヨーロッパへ

一般信者も飲むように

なったコーヒーは、

煎ることで香りと

風味が良くなり、

ますます

好まれたと考えらます

1450年頃にペルシャで

コーヒー豆を焙煎し、

砕いて煮出して

飲むようになり、

煎り豆を使った

コーヒーは当時

カーファと呼ばれました

1510年には

エジプトのカイロに伝わり

16世紀には

イスタンブールに

最古のカフェとして

知られるカフェ・ハネが

誕生しています
イスラム教寺院で

重宝されイスラム圏を

中心に広まったコーヒー

ですが、

コーヒーの飲用には

反対意見もありました

インドに渡った

コーヒーはインドコーヒー、

トルコに渡った

コーヒーはトルココーヒー

やがてヨーロッパへ渡ります

16世紀~現代

ヨーロッパから世界へ

当時のローマでは

異教徒の飲み物として

見なされ、

悪魔の飲み物とさえ

呼ばれていました
17世紀になると

イギリスでの

コーヒーハウス誕生や、

フランスでカフェオレetc

新しい飲み方が誕生し、

ヨーロッパ全土に

定着したのですが
世界に広がる理由はなんと!!
飲み物としてではなく

コーヒー栽培として広まった

からでした

それは1699年に

東インド会社によって

イエメンからスリランカ、

インドのマイソール、

ジャワ島へ運ばれ

コーヒー栽培が定着

その種子から育った木が

アムステルダムの植物園に

送られ栽培、

さらにその種子から

育った苗が後に

中南米のコーヒー栽培の

元となりました

コーヒーの日本史

江戸時代

長崎県の出島だけに、

コーヒーが伝わりました

そんなコーヒーが

大衆に受け入れられ

始めるのが明治後期です

日本初の喫茶店と

されるのが可否茶館で、

1888年に東京・上野に

オープン

しかし、

経営振るわず4年後に閉店
その後しばらくして

銀座に喫茶店が次々と

オープン
大正になると、

文豪・森鴎外がコーヒーを

愛飲する事で、

文化人達の集いで

コーヒーを愛飲する様になり

次第に大衆に

浸透していきます
昭和に入ると

サロン風の喫茶店が

大流行し、繁華街から

学生街まで幅広い場所で

提供されるようになりました
(インスタントコーヒーは

日本発祥ですよ)
 

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